日立のエアコン正面には上側が手前に開閉するカバーが付いています。
これがふとみたら上側が開いたままになっていたので
確か以前掃除した際に、リモコンで電源のオン←→オフで初期位置(閉じる)に戻ったので
リモコンにて電源をオン→オフしてみました。
何やら怪しげな音を立ててまた開いたままに、、、
そこでネットで調べたら1回前面カバー全体を開き(上記のベース部分ごと下側が開閉する)
閉じ直して電源オン→オフで通常位置に戻るとの事でしたので
前面カバー全体を開けてみたら何やら部品が落ちて来た?
床を調べると透明プラスチックの何やら欠けたパーツが2点とグレー色のパーツ1点、、、


前面カバー全体ごと一旦取り外して確認する事にしました。
どうやら自動開閉するカバーの開閉ギミック用ギアが収まっているパーツのカバーと
開閉ギミックのギアの一部パーツと判明。
開閉カバーはシャフトで左右連携されおり、右側にそのシャフトをギアで回転させる
ギアがあります。
本体の↓こちらの六角穴の空いてる所で連結されギアを回転させる仕組みのようです。
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落ちてたグレーの部品はこの六角穴に刺さりギアで
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大きいギア(これもグレー)を回転させるパーツで
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大きいギアはシャフトに付いたギアを回転させる仕組みです。
この大きいギアと六角穴から大きいギアへの動力を伝えるパーツがそれぞれ
収納されている箇所が透明カバーで固定してあるという構成です。

動力の伝達経路は以下イメージ
本体六角穴→グレーのパーツ→大きいグレーのギア→シャフトに付いているギア

まず破壊されてしまった透明カバーを接着剤で元に戻し&補強も兼ねてマスキングテープで固定
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実は大きいギアのセンターにこの透明カバーからシャフトが生えていて
その透明プラスチックのシャフトが大きいギアをセンターで支え取付ベース部に刺さり
固定していたのですが、このプラスチックシャフトの強度は接着では耐えられなそうなので
大きいギアのセンター径に合う金属製のシャフト代用品になるものを探す
長さ的には20mm~23mmあれば良さそうですがベース側へは元々数mm刺さってただけ
そこでM4ネジの25mmのが手元にあったので試しに大きいギアのセンターに通してみたら
なんとドンピシャリなサイズでした。
問題はネジをベース側にネジ留めしたいのですが裏側にはナットの入るスペースは無い
そこで色々調べた所、リベット状のナットがある事を発見
問題は裏側からアクセス出来るかでしたが、裏側で妨げているシャフトとシャフトギア部を
上手く外せたのでリベット状ナットを購入してみました。
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裏からM4サイズのリベットナットを装着、リベットスリーブ分径が太くなるので
大きいギアの裏側から6mm径にドリルで拡大させて大きいギアがリベットナットにハマるように改造
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接着&テープ補強したパーツを2つのギアをセットし装着しM4ボルトで固定
いざエアコンに装着して動作確認と思ったら固定したボルトの頭が下側スペースに逃げる予定でしたが

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そもそも上下反対でボルト頭はまんまと本体上部のスペースの無い側で、、装着できず
そこでフラット頭のボルトを新たに注文しフラットヘッドボルト納品待ちに。。。

フラットヘッドボルトが届いたのでネジ留めし直し
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無事、全て元に戻して動作確認も済ませ完成!
これで今年も猛暑だと言われてますのでファンとか清掃しておけば万全かな?(^0^;)